No.113 月に秋草図


浅野 信康 筆
総丈:148cm x 28cm 画寸:34cmx 7cm

昔から、日本人は月に対して特別な情緒を抱いていました。
明るすぎる陽の光より、移ろいに変化する儚げな月の光を好み、俳句や物語、絵画の世界に表現してきました。
日本人独特の「わびさび」の世界です。
合わせた古布は秋草に琴の図柄。朧月の淡い光の中に琴の音が聴こえてくるようです。