川端玉章「河骨蟹」 絹本 箱有

■ 画家
川端 玉章(かわばた ぎょくしょう)

■ 価格
売却済

■ 略歴
1842年〜1913年
京都生まれ。中島来章に入門し、円山派を学ぶ。
東京美術学校設立に際しては岡倉天心らに認められ、教授に就任。
皇居の杉戸絵も揮毛している。
川端画学校を設立し、実技教育に大きく貢献するなど、画壇の重鎮として幅広い活躍を展開した。
円山派最後の巨匠として、花鳥山水に秀作を残している。

■ サイズ 
総丈 縦142.5cm 横70cm
画寸 縦45cm 横56.5cm


■ 状態
本紙に少しシミはありますが、全体に美品です。


数個の花をつけた河骨や浮矢幹、そしてその根元に見え隠れする小さな蟹たち。
薄い青色で水面を描き表し、その下には薄っすらとザリガニが漂っています。
初夏の空気感を感じさせる一幅です。