椿 椿山 筆「荷蟹図」紙本 箱有

■ 画家
椿 椿山(つばき ちんざん)

■ 価格
200,000円(税抜)

■ 略歴
1801年-1854年
江戸時代後期の文人画家。江戸小石川天神に生まれる。
名は弼(たすく)。字は篤甫(とくほ)、通称を忠太、亮太。
号は椿山の他に、琢華堂、休庵、四休庵、春松軒、碧蔭山房、羅渓、琢華道人
徳川幕府の槍組同心で、画を金子金陵に学び、更に渡辺崋山に師事。
崋山の作風を受け継ぎながら、柔らかな筆遣いで花鳥画、人物画を得意とした。

■ サイズ 
総丈 縦193cm 横60.5cm
画寸 縦108cm 横47cm


■ 状態
本紙に折れあり。


「荷」とは蓮のことで、蟹と組み合わせた「荷蟹」は中国語で調和を意味する「和諧」と発音が通じ、宋代から好まれてきた画題です。
輪郭線を用いずに水墨や淡彩で形体づける技法を没骨画法といい、椿山が得意とした画法です。
こちらの作品も淡い色使いの没骨画法により、一輪の蓮花と一匹の蟹が描かれ、その清廉な花弁や力強い蟹の脚に、写生をよくした椿山の軽やかで確かな筆遣いを感じさせます。