小室翠雲筆「一品當朝」絹本 箱有

■ 画家
小室 翠雲(こむろ すいうん)

■ 価格
60,000円(税抜)

■ 略歴
1874年―1945年
南画家。群馬県館林に生まれる。
名は貞次郎。号は翠雲、長与上人。田崎草雲に南画を学び、師歿後は上京、多くの賞を受賞した。田近竹邨・矢野橋村らと日本南画院を創立、南画の振興普及に力を尽くした。近代南画の一重鎮。

■ サイズ 
総丈 縦193.5cm 横30.8cm
画寸 縦121.5cm 横27cm


■ 状態
本紙・表具に少しシミあり。


「一品當朝(いっぽんとうちょう)」とは、昔の中国の朝廷の最高位である一品官の装束に仙鶴の模様の織物を使用したことから、鶴を「一品」の位とし、朝廷の「朝」と「潮」の音が通じるので、「潮」すなわち「波」を表した「波涛に鶴」の図柄は吉祥を意味するお目出たい画題として喜ばれました。
また、日本でも鶴は長寿の象徴でもあり、寄せる波は無限の幸せを意味します。
脚元の岩に絶え間なく打ち寄せる白波に動ずることなく、凛と佇む一羽の鶴。
上部に取った余白に淡い墨で透かすように波間を描き、その視線の先に見えるであろう青い海原の広がりを感じさせます。