池田 輝方・蕉園 筆「夏まつり」双幅 絹本 共箱

画家

池田 輝方(いけだ てるかた)・池田 蕉園(いけだ しょうえん)

略歴

池田 輝方(いけだ てるかた)
1883年―1921年
東京京橋生まれ。本名、正四郎。

池田 蕉園(いけだ しょうえん) 
1886年―1917年
東京神田生まれ。 本名、百合子

共に水野年方に入門。年方没後は川合玉堂に師事する。
輝方は浮世絵の流れをくむ風俗画として活躍し、蕉園は上村松園と「東西画壇の華」と並び称される閨秀画家として注目された。
それぞれ数々の展覧会で受賞を重ね、おしどり画家として知られている。

サイズ

総丈 縦200cm 横68.5cm
画寸 縦128cm 横49.5cm

状態

美品です。

解説

手古舞姿の凛々しい女性たちを輝方が、幕の下で祭り見物をする艶やかな女性を蕉園が描いています。
愛らしく品のある面立ちの美人画を得意とした夫婦の合作です。
持ち物や衣装、髪飾り、着物にいたるまで詳細に描かれ、当時の祭り風俗の資料としても興味深く楽しめる作品となっています。