跡見 玉枝筆 白蛇図 絹本 箱有

画家

跡見 玉枝(あとみ ぎょくし)

価格

275,000円(税込)

略歴

1859年-1943年 
江戸生まれ。従姉の跡見花蹊(かけい)は跡見学園創立者。その花蹊に四条派を学び、
のち、長谷川玉峰、望月玉泉に望月派を学ぶ。京都の高等女学校で写生画の教師を務める。
日本美術協会展や日本画会展に出品、受賞を重ねる。
明治30(1897)年に渡米、帰国後、内親王御用掛となる。
桜花を得意とし、皇居の桜の写生画を皇室に献上した。

サイズ

総丈 縦119.5cm 横54cm
画寸 縦32.5cm 横42cm

状態

少し本紙にシミがありますが美品です。

白蛇はその稀なる姿から吉祥を表す縁起のいいものとして尊ばれています。
弁財天の使いなど日本各地で様々な伝説があり、畏敬と信仰の対象ともなっており、
その白い姿は神秘的で美しく、画題としても好まれました。
桜花を得意とした跡見玉枝の白蛇図。写生の折に見かけた白蛇に絵心を誘われたのでしょうか、
草花は四条派らしい柔らかいタッチで、対して白蛇は写実的な筆使いで描いています。