（ベトナム編 1）

新年早々、ベトナムへ。
成田を夕方発ち、深夜ホーチミン空港に到着した。

仮眠後のホテルでの朝食は、予想通り盛り沢山。
滞在中、夕食並みのボリュームを連日摂取致しました。
香草たっぷりのフォーは、病みつきになります。
今も、あの独特の香りとホテルの窓から眺めた
深い泥のような色をした川を思い出しています。

さて、今回の目的、ベトナムの雑貨を探す！
私の記憶にすぐに浮かぶベトナムは、
ベトナム戦争の惨劇。
だが、今回元気いっぱいの小柄な女性の
積極的な営業力を目の当たりにすることが出来た。
よかった。
アメリカを倒したベトコンの底力を感じた。

なにやらパッとしない我が国日本、
そこで生きている私たちだが失った
ひたむきさやコツコツ努力する心、
がむしゃらに頑張る勢いがベトナムにある。

古い建物を取り壊して、
高層建築に変わるのか突貫工事のような箇所が多い。
歩道は食事を取る場所のようで、
工事関係の人や果物売りや
コピー品売りのおじさん、おばさんが
たくさん座って食べている。
フォーに埃や塵が入っても、たいしたことじゃないんだろう。

街は、バイクがマラソンのスタート地点のように
いつも密集している。
一台に家族４人は普通。プラス赤ちゃんを抱く母も。
めちゃくちゃな走り方の中にも
ルールはあるのか・・・ないのか
よくぶつからないなと思う。（事故は多いとのこと）
私たちも最初はしり込みしたが、
日本に帰る頃には、信号も気にせず、
向かってくるバイクを見ながら距離を考え
シャカシャカと道路を横断できるようになった。

『郷に入っては郷に従え』

ドンコイ通りを中心に安河内と私、
のべどのくらい歩き回ったか、
万歩計を持参すればお知らせできたのに。
同じような品物でも、微妙に店舗によって違うので、
吟味しながらチェック。
安河内のエッセンスをちょっと加えた
ベトナム雑貨を提供したいと考えているので
妥協はできません。

夜はベトナム料理を満喫。
明日は、ベトナムの列車に乗って半日旅行に出ます。

「ひとりごと」バックナンバー