今尾景祥筆「松寿図」紙本 共箱

価格

88,000円(税込)

画家

今尾 景祥(いまお けいしょう)

略歴

1902年―1993年
京都生まれ。本名孝則。静観とも号す。日本画家今尾景年の養嗣子。
寺院襖絵などを手掛け、団体に所属せず個展を中心に活躍。
京都黒谷方丈に養父景年と久保田米僊の襖絵があったが焼失してしまい、昭和11年に再建されたとき、米僊の子久保田金僊とともに金地襖絵を制作、「墨絵松図」を揮毫した。

サイズ

総丈 縦 120.5cm 横 45.5cm
画寸 直径 30cm

状態

美品です。

松は桜と共に日本人にとってなじみ深い植物です。
常緑でいつまでも雄々しい姿は長寿の象徴として、また竹梅と併せておめでたい取り合わせとしても喜ばれています。
雲英の円窓の中には墨で勢いのある筆致の松の枝と松葉、そして鮮やかな金泥で彩られた雄花が描かれています。
その周りを濃紺の裂で囲み、和風モダンな表装仕立てとなっており、床の間だけに限らず、洋間でも楽しんでいただける一幅です。